天使の空を #2
細く折れそうな枝に 腰かけて
翼を休める天使は
何となく 言葉を音符に変えて
風に 乗せてみた
時々 外すその音は雫となって
一瞬の輝きを与えて
落ち葉を潤して ・ ・ ・
天使は 澄んだ声で唄い続けたんだ
森中に 響き渡るその音は
雲を貫き 空の色を 一瞬にして変えてみせた
音符は真昼の空で 風に乗り ・ ・ ・
空のキャンパスを 流星のように流れていったんだ
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