heat haze
心が 浮かれ踊った後は
今いる場所は
冷たすぎて 寂しすぎて
自由を 手にしたはずなのに
何も出来やしない
求めるものは
過ぎ去った後で
君が 残した言葉の 破片が
身体中に 突き刺さる
流れ出る血液は 無色透明で
美しく 滴り落ちていくだけなんだ
どんなに 叫んでも
君が 振り向く事はないだろう
君は 幻想の中で 生きた人
いつまでも そこから
抜け出せない僕は
虚構の中で もがき苦しむだけなんだ
遙か遠くに 映る君の姿を
いつまでも 追いかけて
あやふやな 心を
持ち合わせていた頃に 戻ろうか
愛とか 恋とか そんな感情を
自ら 抱くことを知らずにいた
あの頃の 僕に
初めて 言葉にした 気持ちが
繋がらなかった 今だから
きっと
戻れるはず . . .
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