Forgery
いつの間にか、重ねていたの…
君の後ろに、夢の中の人を重ねて…
あたしの知らない君の部分を、
埋めていく。
都合のいいように…創り上げていく。
その人は、あたしを励ましてくれる。
答えてくれる。
忘れていた、希望という言葉を
そっと、置いて行ってくれる。
でも…夢の中では、顔が見えないの。
そして、いつの間にか、
もうひとりの君になった…。
そうであって欲しいと願う、
あたしの知らない君の部分を、
夢の中の君と、紡ぐように…
重かねて…
少しずつ君が
出来上がってく…
そう…君は、
あたしが、
創り出してしまった架空の人物。
大好きな君…。
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